老猫はとても可愛く、愛らしく、最高です
老猫を保健所にいれるという記事をみました。
かわいそうとか、ひどいとかいう気持ちもありますが、海老母は 老猫はかわいいのになんてもったいない!! と思います。
先代猫は21才まで長生きしてくれたと何度も書いていますが、老猫の期間はとても長かったです。
9才くらいまでは、カーテンによじのぼるわ、夜中に運動会するわ、息子にまけないくらいの夜鳴きはするわ、海老母は抱っこできるのですが、海老父がさわろうとするだけでシャーシャーいっておりました。
でもだんだんと寝る時間がふえ、行動もゆっくりになり、海老父にも大人しくだっこされるようになり、性格が優しくなっていきました。
元気いっぱいの時もかわいかったのですが、老猫になってくるとまた違ったかわいさがでてきます
息子が基本的に猫に優しいのも、このかわっていく姿を覚えているせいもあるかなー
息子は小学3年生ですが、先代猫は息子が幼稚園の年長のころ老衰でなくなりました。
息子は小さいながらも先代猫の面倒をよくみてくれて、歩いてるときに倒れたりすると抱っこして毛布にはこんでくれたり、粗相をしたときには素早くまわりのものを片付けながら海老母をよびにきたり。
先代猫が息子が大切にしていたプラレールの上で粗相をしてしまったときは、先代猫に怒ることもせず、
だしっぱなしにしといた自分がわるいから捨てていい
と半泣きでいってきました。
息子をみていると、小さなお子様がいる家でも老猫はオススメしたいのですが、注意点もあります。
先代猫は年とともに背骨まがってきて、息子が 幼稚園にはいる前頃から背骨の右側を触るととても痛がり、はずみでひっかくときもありました
息子もうっかり触って何度もひっかかれてしまいました。
当時はまだ2才だったのでここは触ってはダメだといっても覚えられず、またさわってしまうの繰り返しで、先代猫もシャーシャー言って怒るときも。
息子に猫にひっかかれた生傷があると、実家の年寄りたちに そんな猫は捨てろ といわれて、とてもイヤな思いをしていました。
あと息子に猫を捨てろっていわれてるのをきかせたくないと。
そんな時、ブログで猫のネイルキャップを紹介してもらいました。
壁にはってある写真を撮影したのでわかりにくいかもしれませんが、爪がピンクなのがわかるでしょうか
紹介してくれた人は、猫にひっかかれると腫れてしまう体質とブログにかいていてその方が飼っている2匹の猫ちゃんはつねにネイルキャップをつけていました。
最近はネイルキャップで検索すると
とても安くて可愛いのがたくさんでてきますが、当時はアメリカ製のものしかなく、値段も40個で3800円くらいして、とても高価でした。
つけっぱなしだと爪がのびてきたときに落ちるとありますが、そこまでのびてしまうと巻き爪になっているときがありネイルキャップを定期的に切り落として管理していました。
面倒でしたが、でもこれのおかげで息子に生傷ができることはなくなりました。
老猫と子供との暮らしは、大変なところもあると思いますが、それ以上に幸せな時間をすごすことができます。
息子がとても優しい子に育っているのは、先代猫のおかげだと思っています
どうか保健所につれていったりせず、たとえ小さな子供がいてもできるだけ一緒に暮らしていけるよう、最後まで家族としてかわいがってあげてください。