チェリーシュリンプなどシュリンプが抱卵したときのおすすめ隔離方法
海老家のシュリンプは月に最低でも1匹。多い時は10匹近く抱卵します。
抱卵して3週間〜4週間で、20〜80匹以上の稚エビがうまれます。
写真のシュリンプは次で3回目の出産。
1回目、2回目ともに80匹前後の稚エビがうまれました。
海老家では抱卵したら写真のように必ず隔離するようにしています。
隔離する理由は2つ
抱卵したメスを保護するため
稚エビを☆にしないため
このブログ記事では、抱卵したシュリンプを保護する理由と海老家の実際にやっている方法を説明します。
シュリンプの抱卵
海老家のシュリンプは、新しく水槽を立ち上げた後、水の温度が25度以上で水の状態がよければシュリンプは1カ月くらいで抱卵します。
シュリンプの卵になるのは背中の赤丸の部分。
写真のシュリンプは黄色っぽい卵がついてるのがわかります。
この背中にある卵が交尾するとお腹に移動し抱卵します。
抱卵して数時間後のシュリンプです。
シュリンプの卵の色
先ほどの写真のシュリンプの卵の色は黄色っぽかったのですが、他にも黒っぽい色だったり何種類か色があります。
最初の卵の色がそのままシュリンプの色になるわけではありません。
抱卵してから2週間以降になるとお腹に数個白い卵がみえることもあります。
他の卵と比べて白くなってるのがわかるでしょうか?
この卵は無精卵か死卵です。
シュリンプの白い卵
シュリンプのお腹に白い卵があってもそのまま放置してください。
死卵だったら途中でカビとかつかないか心配になりますが、メスシュリンプがお腹の卵をつねに動かしてるためかお腹でカビがはえることはないです。
ただ、白い卵は出産の後、脱皮と一緒に落とすのですが脱皮したら半日でカビがはえました。
海老家では過去に脱皮した白い卵を放置したのが原因で、シュリンプの顔まわりに白カビが大発生したことがあります。
抱卵後に隔離する理由
これはシュリンプの数が多くなってきてから発生しているのですが、メスが抱卵していてもオスが交尾しようとする場合があります。
オスにつかまっても問題なくそのまま抱卵するメスもいますが、中には脱卵したり、最悪しんでしまうこともありました。
また水温の変化に弱く、水のいれかえで脱卵をすることも。
これらを防ぐために海老家では抱卵したら水槽にとりつける外掛けケースに移動させています。
ケースは小さいのと大きいのと2種類用意してあり、写真は抱卵してるのが5匹いるため大きなケースを使用しています。
外付けケースのメリットとデメリット
外掛けケースのメリットは水温の急激な変化がないことです。
ケースの掃除はスポイトでしていますが、水がへった場合も自動的に水槽の水がケースにはいります。
足りなくなった水は水槽にいれるので、水の変化に弱い抱卵したシュリンプ、稚エビの生存率もアップ。
海老家では水はけの横(赤丸部分)に水をそそぎ、シャワーのようにしてたしみずをしています。
この方法だとソイルが舞うこともありません。
デメリットはエアレーションが必要なこと。
海老家では二又分岐をつかって水槽のエアレーションをふたつにわけて使用しています。
またこまめにスポイトで掃除をする必要があること。
海老家ではスポイトで底の汚れを取りやすいように、水草はマツモを丸めて浮かせてるのがわかるでしょうか?
外付けのケースはいくつか種類がありますが、海老家はカウンターの上に水槽をおいていてスペースがないのでサテライトスリムSを使用しています。
最初はSサイズでしたが、抱卵するシュリンプがふえてきた為、追加で購入したのがサテライトスリムM。
現在、海老家で使用しているのはこのタイプです。
ヒーターを必要とする水温の時期の外付けケース
最後にヒーターを必要とするくらい寒い時期の外付けケースは、水温がかなりさがってしまう場合もあります。
寒い時期に抱卵することはほとんどないのですが、この時期にケースにいれるのは控えた方がいいかもしれません。
もしケースにいれる場合は、ケースに水温系をつけケースの温度管理にもきをつけることをすすめます。
抱卵したシュリンプがうまくハッチアウトするために、このブログがお役にたてばうれしいです。
海老家の青いシュリンプはチャームさんから購入
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次の記事は稚エビの生存率をあげる内容です
あわせて読んでいただけると嬉しいです。